最近、購入した本、「日光の三神」
「下野新聞社」発行、著者「吉野薫」氏を読んでいくと、
第二章 日光滝尾の宗教的考察に
「日光の強飯式の発生由来」が「瀧尾神社」とのことであり、
また、その「高盛飯の型」のモチーフになったのが「外山」ではないか?
と記載されています。
ふ〜ん・・、と思いながらも、ちょっと気になったので実際に行ってみました。
ちなみに、それがこの本です。
「二つの二荒山神社」、「日光山縁起の世界」、「朝日の里・小野の里を訪ねて」
等、個人的に大変興味のある内容です。
興味のある方は、是非!
「小杉放庵記念日光美術館」駐車場に車を停めて出発です。
先ずは、「外山」へ行ってみます。
お〜っ!駐車場からも「外山」が見えます。
「稲荷川」に架かる鉄橋を渡ります。
橋の上からも「外山」がよく見えます。
確かに「高盛飯」の型をしています。
このY字路を左折します。
坂道を昇ると「外山参道」の標識があります。ここを右折です。
その後、真っ直ぐ進むと、「外山毘沙門天 参道」の標識が見えてきます。
矢印の方向に進むと、鳥居が見えてきます。既に三丁目のようです。
しばらく、このような雑木林の中を登ります。
「毘沙門天堂」に到着です。
境内からは日光市街が見えます。
「毘沙門天堂」脇から山頂を目指しまして進むと「祠」らしきもが確認できます。
山頂には複数の「祠」と「石仏」があります。
「女峰山」が見えます。
北方を守護する「毘沙門天」といい、
「女峰山」、「滝尾神社」と「外山」、やはり関連性を感じます。
下山して「瀧尾神社」に向かってみます。
「瀧尾道」より進みます。
しばらく進むと、「瀧尾神社」の標識が左手に見えてきます。
右側には「瀧尾高徳水神社」があります。
石柱手前左手に「白糸の滝」があります。
階段を昇り進みます。
「別所跡」まできました。
「強飯式」の事が書いてあります。
更に進むと、TV等で有名な「運試しの鳥居」が見えてきます。
その先には「楼門」があります。
そして「拝殿」、「本殿」です。
本殿の背後には、「無念橋」があり、渡ると「御神木 瀧尾三本杉」があります。
「瀧尾稲荷神社」もあります。
こちらは「酒の泉」だそうです。
「別所跡」からは木が生い茂っていて「外山」は確認できませんでしたが、
石柱付近からは「外山」の先端を確認する事ができました。
この後、日光二荒山神社に参拝をして帰ります。